The X-man blog

ザ・ばってんマンのブログ
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南アルプス2日目

3:30
R0012068.jpg
起床、朝ご飯は・・
パワージェルとコーヒーだけ・・トホホ


4:05
薄明かりの中、松峰小屋を出発
直ぐにガスが出来て雨もパラパラ


5:00
R0012069.jpg
ガスが濃くなり、この日もピンクテープに何度も助けられました。


6:30
R0012080.jpg
地蔵尾根、稜線に出ると凄い暴風
こりゃ~今日は辛い日に成りそう


7:00
R0012082.jpg
ピンクテープ
これは、TJAR出場の飯島選手の皆への応援メッセージ
このテープのおかげで選手みんなが助けられたといってましたが
アタシもリアルにその事を感じる事が出来ました。
ありがとうございます。

このピンクテープの前はもうすぐ仙丈ヶ岳?
R0012084.jpg
でも、目の前の景色はガスで全く見えません!

7:20くらいかな?
ガスと雨と風の中、仙丈小屋に到着
カップヌードル食べて水を補給して直ぐに出発

8:00
仙丈ヶ岳山頂を通過、仙塩尾根へ
山頂付近には何人か居たがこのさき仙塩尾根では人に会うことは無かった

会ったのは、とテン

熊には流石にビビった~

直ぐ横で鳴き声がしたとき、鹿ではないことが分かったが
振り返ると黒い固まりがゴソゴソ
そしてまた鳴き声!
距離は数メートル横
間違いない!熊牧場やテレビで聞いた声だった。

焦らずゆっくりと、50mくらい息を殺して離れホッとしたのは束の間
今度は小熊の鳴き声が直ぐ横で・・
小熊の姿は見えなかったがこれも直ぐ側だったので
流石に今度は小走りで逃げた。

どうやら2匹はお互いを探していたらしく
動いてる気配がしたので声で呼びかけたのでしょう。。

恐かったぁ~


9:40
R0012087.jpg
仙塩尾根の樹林帯
この日、唯一気持ちよく走ることが出来た場所でした。


三峰岳へ
風も強まりガスと暴風雨で写真どころではなかったです。
先に進むのが精一杯で、このときばかりはストックではなくてピッケルが欲しかったくらいでした。

正直どう来たのか・・ガスと風のせいもあり景色も見えないのでハッキリ覚えてません。
ただココを越えれば小屋が近いはずと
熊ノ平小屋に避難する事だけを考えて進んでました。

風はほぼ右から西からの風で普通は尾根の左に入ると風は止んで少しは休憩出来るのですが
この尾根は全く違って左からは突き上げるような風でとても休憩どころか
地図を広げる事さえ出来なかったくらいです。

何とか三峰岳を越え三国平まで下りて来たものの
ここが最悪の難所でした。

いつの間にか雨はあられか?
と思うほど大粒な雨に変わり直接顔に当たると痛くてたまりません。
エアーガンで撃たれっぱなしのような感じでした。
風も強さが増して明らかに天候が悪化して行くのが分かりました。
時間は1時半くらいだったでしょうか・・

地形のせいか、ここでは一瞬も風が弱まることが無く
目の前に分岐がありますが、この先の熊ノ平小屋まで全く進めません。
しばらくの間しゃがみ込んで耐えてましたが、雨があまりにも痛いので
横のハイマツの中へ逃げ込みました。
15分くらいは動けず横に寝そべってましたが、
カッパの中もビショビショで体温も奪われ始めてきたので
この時ばかりは、こりゃヤバいかも・・・と思いました。

ご飯もろくに食べてないし・・

三峰岳を先に進んできた事を後悔しましたが
しかし、とても戻る気にはなりません。

弱くなる気配もないので立ち上がって元の稜線の位置までもどりまた進み始めますが
踏ん張りが足りなくて飛ばされゴロリ、這って進めば行けない事も無いのですが
ガスの為に2~30mしか視界がなくどこまで進めばいいか分かりません。

目の前の分岐には真っ直ぐが熊ノ平小屋、左が農鳥小屋と書いてあり
もちろん熊ノ平小屋が近いのですがここは諦めて左に抜けて農鳥小屋に
避難する事に・・・このまま進めば遭難すると思いました。

左に折れ農鳥小屋に進みますが、ここも雨は弱いものの
相変わらずの強風です。

歩いてるとすぐに4人のパーティーに会いました。
彼らも熊ノ平小屋に向かってましたが
とても真っ直ぐ歩く事ができないから戻った方がいい事を伝え
最後に「まぁ、みんなでよく考えて」とだけ言って
先に進む事に

小屋までは全く気が抜けるところがなく何度か飛ばされかけてましたが
何とか農鳥小屋に着く事が出来ました。
時間はもう3時過ぎだったと思いますが

小屋には7人ほど人がいました。
挨拶して服を脱ぎながら色々と話しをしましたが
TJARの事を知ってる人もいて
「じゃ外に泊まらないと!」
茶化されながらも笑えることが本当に嬉しかったくらいでした。

着替えた後、ストーブの側で体を温めてましたが
30分くらいは震えが止まりませんでした。

この小屋のおじさんは、厳しい人で小屋を仕切ってましたが
ラジオを持って来てる人が何時から気象情報が流れるの?と聞いていると
「地元の気象情報が何時から流れるかぐらい把握して来ないと。まぁ~持って来てるだけでもいいか!最近は持って来ない人も入るし!」
そしてそのまま続けて
「天気図くらいは書けた方がいい、読めるだけだとちゃんとは理解出来ない人が多い」


おっしゃる通りです。

今回は深く反省しました。
いつしか初心を忘れてました。

4時半から食事でしたがこのとき
アルバイトの学生さんが書いた天気図が渡されました。

「うちの小屋じゃ書かせてるんだ、他ではあまりやってないかもしれないが、
あんた読めそうだから」

と、

しばらく眺めてましたが、予想天気図ではないので明日がどうなる事やら・・
あ~全く持って情けない・・。

今回、三国平では自惚れへの天罰か、と思いましたが
どうやら神様が教えてくれた赤信号だったのかもしれません。


出発前、峰さんから
「全国のトレイルランナーの運命を背負っているぐらいの心がけで安全に行ってきてください。」
とコメントを頂きましたが
ほんと、反省するばかりです。

この日は食事の後、日本酒を飲んで直ぐに就寝
7:00には消灯でした。

夜トイレに行きたくて11:30に起きて
外に出たらまだ強い風。
急に4人のパーティーの事が気になり始め
寒気もあり2時まで寝れませんでした。

反省と後悔の一日でした。。。





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コメント

すごい!!

いやぁ~凄い体験でしたねぇ。こうやってブログが書けて良かったですね。私らも日曜日はハコネ50kコースを半分ほど走りましたが強い風と雲の中でした。でも半袖で寒くも無く涼しいくらいのRANでした。いつかはアルプスと思ってますが侮ってはいけませんね。

恐れ入りました~~!!

凄い!!!!!

おんたけの林道あたりで、ボロボロになっていた自分とはスケールが違いますね。

でも、奥様が戻られるまで無事故が一番ですよ!!

RE:すごい!!

★H川夫さん

こんにちわ
いや~今回は久々にアドレナリン男に変身しました。
冬の八ツで軽い凍傷を負ったとき以来
3000mの山の厳しさを思い知らされました。

でも、是非アルプスへ行って下さい!
天気次第ですが、最高にいい経験になりますよ!
すばらしい景色も見れます。(天気次第ですが・・)

3000m級はトレランというよりは、スピード登山という感じです。
装備は登山と一緒のものが必要ですが
揃えてしまえば、日本中どこの山へでも行けますよ。

お二人とも体力はその辺のハイカーとは別ものなんですから(^^;



RE:恐れ入りました~~!!

★ohshimaさん

復帰戦
おんたけ100k完走が何倍も凄いですよ!
みんな走ってるんだろうなぁ~と思いながらアタシも頑張る事がでしました。

結果、頑張りすぎて判断間違えましたが・・(><;
いや、その前に自分が甘かったのですが・・

こちらも心配してましたよ!
お互い無事で何よりでした。

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